1948-05-01 第2回国会 参議院 司法委員会 第19号 これはやはり行政処分でありますから、監督官廳においてこれは間違つておるから取り消せというふうに、行政監督の途からして是正の機会を與えるということがむしろ適当ではないか、そういう訴願是正の途があるのに、直接訴に出るということは場合によつては無用な爭を起すことにもなり、又裁判所の方の事件の負担ということから考えて見ましても、やはり一應は訴願裁決によつて是正の機会を與えて置くということが適当であろうというので 奧野健一